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フジクラ、優秀な労働力は刑務所内にも!

 フジクラ・パラグアイ株式会社のイグナシオ・イバラ社長は、「シウダー・デル・エステ刑務所の女性囚人たちは優秀な労働力である」と、強調した。

 フジクラは受刑者たちの社会復帰の一環とし刑務所内に車両配線部品工房を設置し、50人以上の囚人と簡易契約を結んでいる。この工房は一年以上前、現法務大臣のガシバルポ女史の斡旋を受け、商工省との契約をもとに設置された。

 この工房で働く受刑者たちは、普通のフジクラ職員とは異なり、働いた分の給料の一部が銀行口座に蓄えられ、刑期を終え出所する際に蓄えた給料を受け取ることになる。

 また、この工房で働く受刑者たちは、フジクラ工場の一般労働者と同じ訓練を受け、同じ制服を着用し、摂氏22度の冷房のきいた工房で働いていると言う。そして、刑期を終え出所した元受刑者に対しては、前歴に関係なく一般者と同様の採用試験を通し雇用することを、フジクラは政府と約束している。

 すでに刑期を終え出所した3人の女性が、本社工場で働いているが、その3人はまだ本社採用の職員のようではいないが、頑張っていると社長は述べた。(ABC 160304 KT)

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